人工芝に興味を持つ前は全て同じ素材に見えました。
実際、3度も人工芝をお庭にDIYで敷くと、どんどん詳しくなり、素材の違いが気になるようになっていきました。
人工芝の素材の違いは用途で使い分けるために素材が違うのです。
用途と素材を知れば、あなたのお家にあった人工芝を敷くことができます!
人工芝は全て合成樹脂で作られている
では、解説していきます!
私の感覚は人工芝は全てなビニールのような素材で作られたもの、と言う感覚でした。
用途があるなんてまるで考えてもなかったのです。
合成樹脂で作られていますが、
全て同じ合成樹脂ではありません。
人工芝のメーカーさんも用途を想定して作られています。
合成樹脂の酒類は色々あります。
人工芝のそれぞれの用途向けに、
または、コストを考え、価格重視だったり、防炎効果だったりと、色々なことを想定して作られているのです。
その中でも、人工芝の素材で多い合成樹脂を取り上げて解説していきます。
- ナイロン
- ポリエチレン
- ポリプロピレン
- ポリ塩化ビニルデン
ちなみに私の自宅の人工芝はポリエチレン(芝本体)とポリプロピレン(裏地)でできています!
人工芝の素材=ナイロンの場合
ナイロン製の人工芝は昔から存在していました。
今ほど家庭の庭で気軽に敷いていることは少なかった時代からあります。
何故、今のように自宅の庭で気軽にナイロン製の人工芝を敷いていなかったのでしょうか?
ナイロンの素材の人工芝は、
熱に弱かったりし、色あせがあったり、耐久性が少ないと言われています。
自宅の庭など、直射日光が当たる場所では不向きな素材となります。
また、自然の芝のようにリアルな人工芝は芝丈(毛足の長さ)が長いものが多いのですが、
ナイロン製の人工芝は、芝丈の短いものが多いのです。
手触りは、自然の芝生と似通った柔らかい素材で、用途としては、屋内ゴルフ練習場に使用が好まれるようです。
直射日光など、耐熱性の少ないナイロン素材ですが、屋内ゴルフ場では、好まれ使用されます。
ポリエチレンで出来た人工芝
ポリエチレンは、私の自宅の庭で使用している人工芝と同じ素材です。
この素材の人工芝を選んだ理由が、
- 自然な芝生のようなリアルな人工芝が再現される素材!
- よく使われる素材の中でも耐久性が抜群!
このような素晴らしい特徴のある人工芝の素材がポリエチレンです!
女性の場合、お人形さんの髪の毛を考えて頂くと分かりやすいと思いますが、
ナイロン製のお人形さんの髪は、無駄に不自然なひかり方をしています。
この状態が人工芝にもあります。
自然の芝生にはない、ひかり方をして、リアルな芝生を表現しにくいのが、ナイロン製です。
なるべく、お庭で敷く人工芝はリアルなものを使いたいですよね。
それでいて、直射日光にも強く、雨、風にも強い、ものを選びたいものです。
私は、この素材の人工芝は耐久性が高く、
暑い夏にも色あせしなくて、劣化がしにくいので、
人工芝を選ぶ時は、必ず、ポリエチレンを選んでいます。
屋内ではなく、屋外で使用するなら、迷わず、ポリエチレンをオススメいたします!
ポリプロピレン
こちらの素材の特徴は、
強度が強く、重さの強度や、衝撃に強い特長があります。
ですが、先ほどご説明した、ポリエチレンより、劣化がしやすいことが上げられます。
それは、暑い夏の直射日光には、色の劣化がしたりと言うことがあります。
ですが、耐熱性は、今回あげた素材の中で一番でしょう。
そうは、言っても、人工芝でバーベキューは避けたほうがよいでしょう。
↓人工芝には他にもある禁止事項をあわせてお読みください。
このマイナス面は、ナイロンと比べると、耐久性はあるので、屋外にも適した素材です。
しかし、とても優れていることは、もう一つ!
それは、水に強い素材なのです。
この部分に着目すると、
お庭でプールをしたい、子供に水遊びをさせてあげたい、と言う理由なら、素材としては最適でしょう。
実は、私の自宅の人工芝は、
裏面がこの、ポリプロピレンで出来ています。
人工芝をお庭に敷くと、水にかなりさらされる部分は裏面です。
そして、私のお庭では、毎日のように子供をプールや水遊びを楽しみます。
人工芝の裏面がポリプロピレンなのは、とても満足しています。
物凄い雨にさらされた梅雨の時期も、確かに、丈夫で、劣化は見受けません。
裏面も素材をチェックしてみましょう!
ポリ塩化ビニルデン
こちらの素材は、家庭用では、余り使用されることは少ないでしょう。
私の身近なところでは、
子供の関係で見学に行った小学校や、中学校、高校のグラウンドでこの素材の人工芝を使用されているという説明を受けました。
この人工芝のグラウンドに実際、足を踏み入れました。
とても何ともいえないクッション性に驚きました。
転んでも怪我を回避できそうな人工芝という印象です。
やはり、スポーツ関連のグラウンドなどに使用されることが多いようです。
クッション性のほかに、燃えにくい素材であるので、そういった特長もプロの場所に使用されるようです。
まとめ
人工芝には、沢山の用途があり、その用途を想定してメーカー側も作っています。
その用途に応じた素材を知ることで、
あなたのお庭のベストな人工芝を敷くことが出来ます!
私は、偶然にも初めての人工芝が私の用途に合致していたので、ずっと人工芝が大好きです。
人工芝を知って、満足なお庭にしてみませんか?